介護の現場における送迎ドライバーはどんな仕事内容かご存じでしょうか。介護施設へ高齢者を送り迎えするだけの仕事と思われがちですが、実はとても奥が深い仕事内容です。
介護現場での送迎ドライバーの仕事は、朝、介護施設から高齢者の自宅へ迎えに行き、夕方に介護施設から自宅へ高齢者を送り届けるというのが主な業務内容となっています。
送迎の車には介護職員が同乗してくれる場合もありますが、ドライバー一人での送迎となる事もあります。その場合は、高齢者の乗り降りを補助したり、会話を交わしたりする場面も出てくるでしょう。送迎ドライバーと言えど、介護の一端を担っているという責任感や、ある程度は介護や高齢者に関する知識も必要とされます。
送迎ドライバーは高齢者やその家族と、施設をつなぐ橋渡し役でもあります。施設を利用する高齢者だけでなく、その家族と接する事も予想されますから、高齢者やその家族への思いやりや配慮ができる心遣いも大切になってくるでしょう。
送迎ドライバーのみ場合は、朝と夕の送迎に時間が限られているため、業務にかかる時間が数時間と少ないという特徴もあります。家庭の事情や体力的な問題から長時間の勤務は難しい、という人にも向いていると言えるでしょう。
自動車免許も、施設側から指定がなければ普通免許のみで問題はありません。しかし、雇用形態はパートやアルバイトが多く時給制であるため、勤務時間によって給与の増減があるという点は知っておかなくてはなりません。